Want to go somewhere.


   〜日の出〜 2013/09/06 三陸沖 さんふらわあ さっぽろ船上にて

休みの間にやったこと その1 HDD換装

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PC内蔵のHDDを換装しました。
これまでのMaxLine3 300G x2 とWD3200AAKS x1

WD Caviar GP WD10EADS x2
に交換しました。
920Gを撤去して2Tにしたということになります。
1Tあたり7480円。安い。2Tで14960円
これでうちのPCのHDDはすべてWesternDigital製になりました。
MaxLine3に比べてWD Caviar GPでは耐久性に不安が残りますが…

ついこないだまでMaxLine3 250G x1 300G x2 WD3200AAKS 320G x1
で1Tちょっと、テラ越えした!と喜んでいたのですが。もう3テラ。

交換にはMaxBlast5を使いました。
ソフトで全部のファイルをコピーしてくれます。300Gで2時間くらい。楽々。

内馬場から

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ここからの眺めも良いものです。大障害はいつも内馬場から観戦してます。

金杯

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中山競馬場…暑い!

お引っ越し

楽天ブログから引っ越してきました。
おそらく限られた友人以外誰も見ないページ。

前のアドレスはこちら
http://plaza.rakuten.co.jp/heifetz/
楽天ブログは使い辛かった…
ライブドアブログはタグが使えるので自由度が高そうだけど、タグを思い出すのが大変そうです。
まずは北海道旅行の内容をまとめたいと思います。

1/2 帰京

朝起きたら、郡山の手前でした。
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丁度日が出るところ。車窓から見る日の出はまた美しいものです。

食事としてパンを用意していたのですが、せっかくなので朝食を食堂車で食べてみたい。というか、食堂車で食事をするチャンスはこれが最初で最後かもしれない…
ということで、7時10分頃に食堂車に向かってみました。
聞いてみたら12人待ちとのこと。8時にはオーダストップ。
ちょっと考えましたが、駄目元で待ってみることにしました。
そうしたら、20分くらい待って、席が空きました。
ちょっと高く1600円しますが、なかなか内容がある食事でした。しかも、食堂車で食べるからか非常に美味しかった。

宇都宮を過ぎたあたりで食べ終わり、残った時間は横になって過ごしました。
上野駅に到着したら、また撮影会。いつまでも人が捌けることはありませんでした。
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上野駅に到着して10分経っても列車はそのまま。尾久へ回送されていくのを見届けようと思ったのですが、あきらめて帰途につきました。

6泊7日の予定が7泊8日になってしまいました。とても密度が濃い旅行になりました。
次はどこに行こう?日本はまだまだ広い!

1/1 浅虫温泉

早朝に函館を出発。7時発のスーパー白鳥に乗って、青森に向かいます。

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登ることができなかった函館山。またいつか函館を訪れるとき、登りたいと思います。

青森の駅で1時間の休憩。コンビニで荷物を東京に送りました。
時間があるので八甲田丸の近くに行ってみます。
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津軽海峡冬景色が流れる記念碑も見てきました。

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左は津軽半島、右は下北半島。こうやって見ると狭いものです。
時間があるので弘前まで戻ってみます。この日は特急かもしか号が、普段の車両ではなく、寝台電車の583系で運行されます。
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相変わらず弘前あたりはすごい雪。弘前で、特急つがるに乗り換え。また青森を経由して、野辺地に向かいます。青森を出ると雪も風もなくなりました。太平洋側と日本海側で全く異なりますね。
野辺地からはきらきらみちのく下北で大湊まで。
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陸奥湾はそれなりに波高し。
大湊で1時間休憩。これもまた休憩できるようなところもなければ1月1日なのでどこもかしこも開いていない…

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後ろに見えるのはおそらく恐山?いまは閉山中…
とんぼ返りして浅虫温泉へ。

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浅虫温泉駅すぐそばの道の駅併設の立ち寄り湯に入ってみました。凄く混んでました…この日はリンゴ湯。贅沢〜
銭湯と同じで石けんシャンプー無しなので、そこだけ要注意ですね。
夕食としてホタテカレーを食べました。美味しかった。ホタテって苦手なのですが、産地で食べると美味しいのかもしれません。

スーパー白鳥に乗って三度函館へ。北斗星は函館の次の停車駅が仙台なので、函館に戻らなくてはいけません。
函館の駅に着いても、次の列車は約2時間後。また時間を持て余します。
摩周丸の近くまで行ってみました。
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あまり近づくのも危険な匂いがしたので(人気があまりにもないので…)ここまで。駅に戻って列車を待ちます。
21時近くになると、カシオペアが入線してきます。
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大撮影会開催www老若男女が機関車に、客車に群がります。切れる駅員www
私は邪魔にならないようにまったり写真を撮りました。

ここで鉄オタに絡まれました。「電車好きな方ですか?」話し方がキモくていやな感じがしたので、「嫌いじゃないですね。」と返してやりました。どうでも良いことをいろいろと言われました。「北斗星乗ったことありますか?カシオペアは?僕は乗ったことありますよ」だからなんだっちゅーねん。
「カシオペアって二人でしか乗れないんじゃないですか?」
「一人でも乗れるはずですよ。寝台を二人分取って…」
あとは無視して適当に受け流しておきました。そうしたら、駅員に何か質問しに行っていました。何で鉄オタで逝っている人ってどうでも良いことを自慢げに話すんだろう。凄く鬱陶しかった。


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北斗星入線。また撮影会www
私はすぐに自分のベッドに荷物を置いて、また写真を撮りに出ました。

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この日のベッド。上段初体験。落ちたら怪我しますね。

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一番後ろの車両から。さらば北海道、また来る日まで。

12/31 函館まで

この日で東日本&北海道パスの使用が最後。明日は正月パスです。
早朝5時34分に自然に目が覚めました。私の体内時計もたいしたものだと驚き。
比羅夫の宿は相部屋なので、PHSを目覚ましモードにして置いておきました。それが稼働する前に起きてしまいました。他の人を起こしてはいけないのでごそごそと用意と片づけを行いました。

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1階談話室。
顔を洗って歯を磨いて6時15分くらい。残りの時間をのんびり過ごして比羅夫の駅を後にしました。6時35分比羅夫駅発。次の列車は9時過ぎ。あと1時間くらい後に出る列車があればと思います。
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蘭越駅にて。

外はだんだん明るくなってきます。しかし雪というか風が強い。外国人の女の人が二人、ロングシートで寝ていました。スキー帰りかと思いきやスキーを持っていない。どこまで行くんだろうか?途中一人降りて一人乗って、長万部に到着。

ここで接続する列車がないので2時間強休憩。長万部温泉に行こうと思いましたが、湯冷めして死ぬる悪寒がしたので取りやめ。すぐそばに海が見えるので、海まで行って写真を撮ってきました。

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女性が一人佇んでいるのでどうしたのかな、と思いましたが、写真を撮りに来ていたとのこと。海を見てじっとしているので、ちょっと驚きました。

駅に戻って、試しに1月1日の北斗星の券が残っていないか聞いてみたところ、一席余っているとのこと。
ヴォースゲー!ここ数日の悪天候で旅行を取りやめた人がいるのかな。発売当日の前売りに依頼していたのですがとれなかった切符だったので非常に驚きました。聞いてみるものだ。
最初は函館から北斗星で帰ってこようと思っていたのです。ちょっと迷いましたがゲット。最終日は新幹線で八戸から帰ってくる予定だったのですが、浅虫温泉あたりに浸かって函館に戻り、北斗星で帰ることにします。

長万部からは普通列車で函館まで。およそ3時間くらいかかります。こういう長距離の普通列車はたいてい途中で何分か運転停車をするものですが、この列車はそれもなし。ひたすら走って駅に着いたら止まって、を繰り返します。
進行方向左側には海、右側には山。森を過ぎると駒ヶ岳だかが見えます。風光明媚。

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車内もそれほど混んでおらず、まったりと過ごしました。函館が近くなってくると少しずつ混み始めましたが…

函館でスーパー白鳥に乗り換え。木古内で乗り換えて江差線に乗りに行きます。木古内からはやたらとゆっくり走ります。だんだん眠くなってきます。
併走している川は天の川。所々凍結しているところもあり。堤防が無く、水深も低そう。清流というのがぴったりくるような川でした。
江差の駅に近づく頃に、やっと海が見えてきます。日本海。いきなりガッと曲がって海が見えてくるのはどこかで見た風景。五能線?もっと似ている風景をどこかで見たような気がします。どこだったっけな?思い出せない。
今日も日本海は荒れています。明日は大丈夫なのだろうか。心配になってきます。

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江差の駅からそのままとんぼ返り。木古内へ。できれば木古内で食事をとりたかったのですが、12月31日の夜ではどこも開いていない。駅前を10分ほど歩いてあきらめました。次の列車まで1時間、大人しく待合室で待ちました。函館まで戻って食事…と思いましたが、どこも開いていない。仕方なくコンビニで鯖寿司を買い、これが2008年最後の食事になりました。
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12/30 比羅夫駅まで

前日は早めに旅行を切り上げることができたので、この日は用意していた旅程の中で一番きついものにしました。
朝6時12分苫小牧発。これで追分まで行き、石勝線に乗り換え。夕張まで足を伸ばします。
追分駅で夕張行きの列車だと思い、乗り換えた車両に席取りで荷物を置いておいたのですが、これが千歳行きの列車でした。発車1分前に気が付きました。危うく荷物だけ千歳に持って行かれてしまうところでした。

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追分から夕張へ。新夕張から夕張へ向かう線は、かつては夕張線と呼ばれていたと思います。夕張に近づくにつれて雪が深くなっていきました。

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財政破綻で有名になってしまった夕張ですが、駅の前には大きなホテルが。それほど暗い影のある町だとは思えませんでした。
清水沢等のこのあたりの駅は、かつては石炭の輸送で栄えました。そのため、側線が広くとられています。ただし、もう使われることは無いために、信号機は使えなくなっています。そういうところには寂しさを感じます。

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道中の川はたいてい凍り付いています。

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新夕張に戻って、今度は新得に向かいます。新得から快速狩勝に乗り換えて、今度は滝川へ。狩勝は1両だけの快速列車ですが、車内はそこそこ混んでいました。
有名な狩勝峠がどこであるかは解りませんでした。日本三大車窓の一つなのですが。
もしかしたら、新線に切り替えた等で無くなってしまったのかもしれません。そんな記事をどこかで見たような気がします。
滝川に近づくに従って雪が強くなってきます。外は一面の銀世界。途中富良野で富良野線と分岐。

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外は一面の雪景色。

滝川に到着し、タクシーに乗って新十津川駅を目指します。1570円也。

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新十津川の駅は本当に小さく、なぜJR北海道が北海道短期大学駅?から新十津川の間の区間を残しているのかがわからない。需要があるとも思えないのに。乗客はなぜかそこそこいて、全部で20人弱。
この列車は石狩当別までの運行。外は結構な雪で、外を見ても雪しかない。雪まみれ。列車はのろのろと走るのでついつい眠くなってしまいました。
石狩当別で乗り換え。列車は三両になりますが、乗客もそれなりに乗ってきます。しばらく走ると札幌近郊区間にはいるのか、家が増えてきて高架区間を走るようになります。八軒と桑園の間?には、札幌競馬場が見えました。
札幌で乗り換え。小樽行きは結構な混み具合。3両編成のロングシート車。海のそばを走ったりもするのですが、外が見にくい。
だんだんと暗くなってきて、小樽に着く頃にはもうほとんど夜。小樽からは全く外が見えなくなりました。

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比羅夫の駅に到着。今夜の宿は比羅夫駅併設の民宿。全国唯一の駅の民宿とか。
夜にラッセル車が通ったので、同宿の方々と一緒に見物しました。
ラッセル車自体は何度も見たことがありますが、実際に走って除雪をしている所は初めて見ました。

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薪ストーブのにおいが非常に懐かしかった。田舎で嗅いだにおいそのままだ…楽しい夜を過ごしました。ただ、少し狭いですね。

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12/29 懲りずに襟裳岬

函館で方向転換をするときだけ目が覚めました。寝ぼけながら席を反対に直し、またぐっすりと寝てしまいました。
とりあえずこれで1都1道2府42県制覇!
青函トンネルに入るときは起きていたと思うのですが、何回かトンネルに出たり入ったりを繰り返していたので、本当にあれが青函トンネルだったのか…
新札幌に着く前にはすっかり目が覚めていました。結構降りる人が多かったです。厚別駅まで歩く人たちでしょうか?
札幌駅に到着。

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新千歳空港行きに乗り換えました。新千歳空港まで行ってとんぼ返りし、千歳駅まで戻り、東室蘭行きの列車に乗って苫小牧へ。写真でしか見たことがない北海道の車両に感激。
二重窓の車両に乗ったのも初めてなのですが、写真が撮りにくい。

今日の目的は、苫小牧から日高本線に乗って襟裳岬。そして、静内で東京大賞典の馬券を買うこと。
日高本線の車両は1両。苫小牧から乗ったのは20人足らず。

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苫小牧を出てからしばらくは、右に日本製紙の工場や東日本フェリーの船などを見ながら進みます。
やがて進行方向右に海、左にサラブレッドの牧場が見えてきます。

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よく見ていると、有名牧場の名前もたくさんあります。駅名も馬産地で有名な所ばかり。荻伏とか浦河とか三石とか。馬と牛とが一緒に育てられているところもたくさんありました。
海もきれいだし馬も見たい。往復するので行きは海を、帰りは馬を見ようと思いました。
静内の駅で小休止。駅の中にはセイウンワンダーの生産者を讃える垂れ幕が。涙が出そうになってしまいました。自分のことのように嬉しい。

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グラスには日高の救世主になってほしいなあ〜

終点の様似へ。様似でバスに乗り換えて襟裳岬に向かいました。様似から襟裳岬への往復バス料金は1800円。正規だと片道1300円の往復。得した気分。
バスはアポイ山を経由して襟裳岬へ。片道およそ1時間。襟裳岬に近づくに従って雪が少なくなってきて、枯れた芝だらけになってきます。
現地に到着するとすごい風…またか。もともと風が強い場所のようで、「風の館」という施設がありました。が、冬季閉鎖されていました。

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というか、おみやげ屋から何から何まで全て閉鎖。竜飛岬の時にはレストハウス等は閉鎖されているもののまだ地元の人がいそうな雰囲気がありましたが、ここは本当に何もない。
民宿が1件あるくらい。1キロか2キロくらい先に岬の集落があるのもわかりました。が、そこまで行くのもまた大変そうだ。

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何年前だか。岡潤一郎騎手の漫画を読んで、一度訪れてみたかった様似、襟裳。風は強いが綺麗なところでした。

とりあえず展望台に行ってみることにしました…が、風が強すぎて飛ばされそうだ。

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またもや生命の危機を感じました。岬から飛び降りたらふつうに死ねる。風に飛ばされてもふつうに死ねる。

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とりあえずいけるところまでは逝ってみましたが、ここもまた竜飛岬に負けず劣らず凄いところ。
一つ違うのは、竜飛は北向きで暗いのですが、襟裳岬は南向きで明るいことくらいですね。

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バスを降りて帰りのバスまでは1時間くらいあったのですが、残り20分を残して断念。外にいると体力がどんどん吸い取られる。風景はきれいですがかなりきついところです。
狭いバス待合室でがたがた鳴る物音にびびりながら(何事もないことは解っているのですが、やはり怖いものは怖い)バスを待ちました。昨日と同じだ…
やっとバスが来たときにはものすごくほっとしました。
様似駅に着くとなんだか他のバスが止まっていて、慌ただしい変な雰囲気。そのバスには「バス代行」と書いてあります。
駅の管理のおばさんが、「列車は運休になったのでこのバスに乗って」と言います。
ああ、強風で運休になってしまったのか、と思いました。これで東京大賞典は無理だな、と覚悟しました。
生まれて初めてのバス代行。車内でバスの運転手ではなくJRの運転手(こういう場合には必ず同乗しているみたいです)に聞いてみたところ、風で運休になったわけではなく、私が乗るはずであった車両がタンクローリーとぶつかって故障し、車両が足りなくなったことが原因とのことでした。
た、タンクローリー?一つ間違えば大爆発。恐ろしい…

バスは道をあっちに行ったりこっちに行ったりしながら一つ一つ駅を回っていきます。そのときには様々な牧場の中を縫うように走っていきました。自家用車でも無いと決してみることができない風景。かなり貴重な体験をすることができました。
静内の駅に着いたのが、21分遅れの16時21分。
これからAiba静内に向かっても、16時30分発走の東京大賞典には間に合いません。本当なら16時丁度に駅に着くので、歩いて馬券を買いに行こうと思っていましたが、あきらめてふつうに乗り継いで苫小牧に向かうことにしまいした。
結果、苫小牧のホテルには予定よりも2時間早く到着することができました。

東京大賞典はボンネビルレコードから三連複で流そうと思っていたのですが、結局5着にも入ることができなかった模様。結果オーライ?
勝ったのはカネヒキリの模様で、2着にヴァーミリアン、3着にサクセスブロッケン!1着と2着の差は鞍上の差?

12/28 竜飛岬と北海道へ

28日は、秋田から北海道へ渡ることが最大の目的。東日本&北海道パスで「はまなす」を利用し、夜の内に北海道へ上陸しようという企てです。
秋田から直接青森に向かってしまうと、さすがに時間が余りすぎるので、この時間を利用して、どこかに行ってみることにしました。

当初の予定だと竜飛岬だったのですが、同道のT君と話し合い、風が強いので竜飛岬は危険なので、他の所に行かないか?ということになりました。
なので、前日にリゾートしらかみの座席指定を取りました。五能線が動いているのであれば五能線にしよう、と。

朝早く起きて、交通情報を確かめると、五能線は能代と鰺ヶ沢の間で運休。やはり厳しそう。7時30分には秋田駅へ。一応電光掲示板にはリゾートしらかみの文字が出ていますが、窓口で確認したところ、東能代までは動くとのこと。
いや、東能代まで乗っても仕方ないだろ…なので、当初の予定通り7時50分発の普通列車に乗って、奥羽本線経由で青森を目指します。
しかし、昨日に続いて強風…やたらと速度規制がかかって列車が遅れます。確かに風は強いのですが、列車が止まるほどの強さかなあ?
JR東日本秋田支社はやる気がないのか。それともいなほ号の事故からビビッてしまっているのだろうか?いずれにしても過剰反応のような気がしてなりません。安全第一であるのもわかりますが。

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弘前着は結局44分遅れ。最初から、次の列車への接続は1時間余裕があったので問題ないのですが、前途多難。
秋田からしばらくは風が強いのですが、弘前に近づくにつれて雪が深くなってきます。弘前を過ぎて青森に近づくと、少しは和らぎます。
青森から蟹田までの電車は、ものすごい猛吹雪の中を力強く走っていきます。
巻き上げられた雪が窓に側面に張り付いて、車両自体があたかも凍り付いている様に見えるほど。
蟹田に着くと、やはり風が強い。列車は運休になるかなあ?どうすべ…とりあえず津軽線は動いているので、そのまま乗ってみるか?
とりあえず蟹田で乗り換え。車内で駅弁を食べつつ、外の様子を伺う。海も見えてきて、風が少し治まったかに思いました。
三厩に着いてみると、風はあまり無い模様。駅前にはバスも待っている。
男は度胸、何でも試してみるのさ。行ってみよう!

バスは海沿いの道を走り続けます。波しぶきが道路まで入ってくる。
道はどんどん狭くなる。
そして、行き止まりに到着。そこが竜飛漁港でした。冬はバスは竜飛岬までは行ってくれず、竜飛漁港が終点になります。
降りてみると風が強い!吹き飛ばされそうな風の強さ…リアルで。大丈夫か?
有名な階段国道を上れば竜飛岬に行けるはず!そう思って階段国道を探しますが、なかなか見つからない。歩いているだけでも辛い。
案内板は、バス停から少し戻ったところにありました。

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そして、光り輝く階段国道の標識。

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どう見ても民家の軒先の路地だと思われるところが、赤いタイル張りになっています。ここが国道の模様。

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道なりに歩いていくと、やがて階段が現れます。これが有名な階段国道です…というか、ここまでして、なぜに国道扱い?
竜飛という土地は、太宰が「津軽」で記したように、本当に地の果てです。津軽半島の先の先、ここで道路が先に進むことができずに切れているのですから。

階段を上ってみる。ただでさえ強い風がさらに強くなってきます。油断をしていると吹き飛ばされる。鞄を開け放しにしていると中のものがあっという間に飛んでいきそうになるし、眼鏡が飛んでいくかと思いました。
そこから見る海は非常に雄大。自然の強さ、恐ろしさを感じます。落ちたら死ぬね。

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上まで上ってみる。

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とにかく人の気配がない。一人でいたらとてつもなく不安になっただろう。危険だからと渋りながら結局同行してくれたT君に感謝。
レストハウスは完全に封鎖されていて入ることができず。展望台の上は、風が強すぎて生命の危険を感じて近づくことができない…

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自衛隊の駐屯地やトンネル工事の宿舎も見てきました。

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思ったほど雪がないのは、風で吹き飛んでいるからですよ…たぶん。

暗くなってきたので下界に戻り、バス待合所でバスが出るのを待ちました。
待合所自体が吹っ飛ぶんじゃないかと思わせるような風の強さ。というか、バスはもう走らないんじゃないか?そうも思いました。
待合所の後ろに止まって、中で運ちゃんが寝てるのですが、そのまま帰ってしまうのではないかという恐ろしさが…
結局バスはきちんと時間通り走りました。
その後の津軽線も怪しいと思っていましたが、ふつうに走りました。

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青森駅にはほとんど定時に到着。むしろ驚きました。北国の鉄道は強い!というか、秋田支社がやる気がないだけか…
到着は20時。駅員に「はまなす」の編成と自由席車両の位置を聞いて、席取りの荷物を置きました。私が並んだ乗車口では私で3人目。これなら余裕で窓際ゲットできる。

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この日の「はまなす」は、確か12両編成。そのうち自由席は3両。
T君と、駅前食堂「おさない」で食事をとりました。慌てて作っていただいた「はらこめし」でしたが、これが美味しかった。次に青森に行ったときにはまたあそこを利用しよう。

T君はここでお別れ。特急で青森駅を後にし(20分くらい遅れ)、八戸駅へ向かっていきました。
私は待合室で時間が来るのを待ち、入線時間の10分くらい前に列に並びました。
しかし寒かった!雪は吹き付けてくるし。じっとしていなくてはいけないのが辛い。
幸い上半身はほぼ登山用の格好をしていたので寒くなかったのですが、股引とか履いていなかったので下半身が震えて仕方がなかった。
やがて「はまなす」が入線し、無事に窓際ゲット。2席確保できたので、疲れていることもあり、熟睡できました。

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カーペットカーの外観が護送車というか装甲列車というか、なんだか異様な感じ。

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